手書きからAIまで・・・タイムレコーダーの種類
昔ながらのタイムレコーダー
一昔前であれば、どの会社も手書きで勤怠管理をしていました。一番手軽な方法ですし、必要なものは紙とペンさえあれば行えるので、費用も安くすみます。反面、人がやることですから書き間違いが起こる確率が高いですし、誰かに改ざんされないように管理が必要です。
そこでタイムカードをタイムレコーダーに入れて、出勤や退勤時間を打刻するというものを使うと良いです。これなら時間を間違えるといったこともないですから、手書きに比べるとかなり正確に勤怠管理ができます。
ただし、こちらもデメリットがあって、定期的にインクなどを補充しなければいけません。それ以外にも、タイムカードに従業員の名前を書く必要があるのです。数人なら良いものの、従業員が数百人いるような会社だと負担になります。

最新のタイムレコーダー
比較的新しいタイムレコーダーに、パソコンと繋ぐことで勤怠管理ができるというものがあります。これはタイムカードを機械に入れると、その情報がパソコン内に記録されます。おかげで人為的なミスを減らすことが可能となりました。
大企業などでは、ICチップが内蔵されたカードを専用の機械にかざすことで、勤怠記録が残るというやり方を採用しています。それから重要な情報を扱うような部署ともなると、さらにAIも取り入れている場合があるのです。具体的にはどこかの部屋に入るたびに、ICカードをかざします。すると誰が何時にどこへ行ったのかがわかるため、集計して行動パターンを分析するのです。それを元に不自然な行動があれば、すぐさま警告されるので、社外に持ち出させるのを防ぎます。